東京セブンズ閉幕 豪州が決勝でサモアを破りワールドシリーズ、今シーズン初優勝 | ラグビージャパン365

東京セブンズ閉幕 豪州が決勝でサモアを破りワールドシリーズ、今シーズン初優勝

2012/04/01

文●斉藤健仁


東京セブンズは1日に閉幕した。カップトーナメント(優勝決定トーナメント)はオーストラリアと、ランキング1位のNZと2位のフィジーを破ったサモアの対戦となった。

オーストラリアのシャノン・ウォーカーは2トライ。

オーストラリアのシャノン・ウォーカーは2トライ。

オーストラリア代表 優勝記者会見
マイケル・オコナー監督&エド・ジェンキンス主将

――オーストラリアが今回うまくいった理由は?
ジェンキンス主将:若いチームだから勝ちたかった。諦めない気持ちが良かったのでは。

――NZやフィジーなど強豪は負けてしまったのに、豪はどうして勝ち続けられた?
オコナー監督:絶対負けないという強い決意で戦っていたし、勝負にしつこく挑むことができたのだと思っている。

――東京での国際大会は11年ぶりだが、雰囲気などを他と比較して
ジェンキンス主将 正直昨日の天気はどうしようかと思ったけど、単に昨日は運が悪かっただけだろう。その証拠に今日はこんな良い天気で、たくさんのファンの応援を受けて優勝もできたのだから。また来年も戻ってきたい。

――オリンピックが決まり、7人制の強化はどうなった?
オコナー監督 オーストラリアのオリンピック委員会には潤沢な予算があり、金メダルが取れそうな競技には予算がつく。カナダや中国、ロシアや日本もそうだろうが、ランキングが上がればその可能性は高い。

――7人制に特化している?
ジェンキンス主将 僕は2年前から7人制だけをやっているが、チームメイトの中には普段15人制でプレーしている者もいる。混在している状態だ。今後だが、確かに僕は今7人制に集中しているが、将来15人制でプレーするチャンスがあればその可能性を否定しない。他の選手も同じだろう。

――黄緑色のジャージの色が目を引くが。
オコナー監督 僕らじゃなくてマーケティング担当の決めたこと。
ジェンキンス主将 だが、15人制とは違った7人制としてのアイデンティティを考えてのことではないだろうか。

――オーストラリア7人制代表のニックネームは?
オコナー監督 今はスポンサーの航空会社の入ったカンタス・メイン・セブンスだが、そのうち動物の名が入るかも知れない。だけど、このユニフォームは今年限りで来年も同じ色とは限らないけどね。

東京セブンズ 総合順位

優勝 オーストラリア
準優勝 サモア
3位 NZ
4位 イングランド
5位 フィジー(プレート優勝)
6位 南アフリカ
7位 ウェールズ
7位 アルゼンチン
9位 フランス(ボウル優勝)
10位 アメリカ
11位 香港
12位 ポルトガル
13位 スコットランド(シールド優勝)
14位 ケニア
15位 日本
15位 ロシア

※シリーズの総合順位は、東京大会でフィジーよりもNZの順位が上だったため、変わらず。1位NZ(128ポイント)、2位フィジー(122ポイント)、3位南アフリカ(105ポイント)。

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